聖書を通して福祉を学ぶ会
これは療護園だけの行事というわけではないのですが、今年から療護園を含むいわき福音協会の法人内で、タイトルにあるように「聖書を通して福祉を学ぶ会」が開催されています。
今日のお話はグローバルミッションチャペルの森章(もりあきら)牧師でした。(プログラムには牧使という文字が使われています。)
森牧師は若い頃から北欧(ノルウェー、スウェーデン、デンマーク)に渡り福祉にも関わられた経験を元に、私たち職員に大変造詣深いお話をしてくださいました。
特に、北欧の人は障害のある方に対して、気負いのない(さり気ない)行動を取っている。障害があってもその人の可能性を信頼してしばらくは客観的に眺め、できないことは手伝う、というお話が印象的でした。
また、神様からの愛を受け取って、人に愛を捧げる。愛がないとただの組織になってしまい、そこには押さえつけのようなことが働いてしまう、というようなお話も胸に響きました。
最後に森牧師が発せられた言葉にも心を打たれました。
クリスチャンであっても、なくても、「イエス様、助けてください。」と心の中で叫んでみてください。どんな人でもそうしてみていいのです。それは本当に力があります、と。
クリスマスを前に、私たちにたくさんの愛が散りばめられた生きる言葉を与えてくださった森牧師に、心から感謝を捧げたいと思います。